【塚田弘一】塚田農園・歌丸燦工房(うたまるさんこうぼう)のお話し。

べんり菜の花の前で妻、久美子さんと共に
べんり菜の花の前で妻、久美子さんと共に

皆さん、はじめまして。置賜自給圏推進機構の塚田弘一です。今回は私の農園「塚田農園・歌丸燦工房(うたまるさんこうぼう)」の概要をお伝えします。歌丸は地名から、燦工房は屋号の「三弘法」をヒントに命名したものです。農園の広さは、40a(1200坪)の転作畑で、主に野菜+果樹を栽培しています。

主な栽培野菜はトマト、きゅうり、ナス、じゃがいも、里芋、さつまいも、菊イモ、とうもろこし、ニラ、食用菊、かぼちゃ、アスパラガス、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、イチゴ、ピーマン、オクラ、つるむらさき、ネギ、ほうれん草、茎立、あさつき、大根、白菜、枝豆、豆類(大豆・小豆・黒豆・青豆)等です。

主な栽培果樹:はリンゴ、ブドウ、山ブドウ、柿、カリン、栗、ベリー(ブルー・ブラック・ラズ)、キーウィフルーツ等です。

私は栽培(収穫)に関して6つのこだわりを持っています。

 

① 安全:化学農薬は一切使用していません。→ 木酢液・醸造酢のブレンド液を撒布し、免疫力の強い野菜づくりを行っています。

 ア) 通常の呼称 → 農薬で消毒する = 安心感を与える表現

 イ) 塚田農園の考え方 → 農毒で加毒する = 危険(警鐘)を感じる表現

② 美味:化学肥料は一切使用せず、アミノ酸が豊富な納豆入り米糠ぼかしなどの有機質肥料を施しています。(納豆菌は病害を抑制する働きをする)→ 窒素系の化学肥料は、硝酸態窒素が働き、えぐみが出やすくなるほか、害虫(人間的価値観)が付きやすくなります=不健康野菜に対する自然の摂理。有機質肥料は土壌微生物の栄養となり、自然の栄養で育った植物は活性化し、免疫力が高まります=健康野菜は滋味で緑色が薄い ⇔ 化学肥料栽培:濃い緑色の傾向。

③ 自然:太陽と季節の恵みを存分に受けるため、露地だけで栽培しています。→ 人為的な気候となるハウス(加温・無加温)は利用せず、自然環境そのままの状態で栽培。

④ 共生:多くの作物が共生する、生物多様性を重視した栽培を行っています。→ 塚田農園では、通常「雑草」と言われる植物を「支え草」と呼び、その力を如何なく借りた栽培を行っています。

 ア) 通常の懸念→ 雑草に栄養を取られ、栽培植物の収量が少なくなる。

 イ) 塚田農園の考え方 → 土の表面を覆うことによる乾燥防止、天然の耕耘機、土壌内への酸素と雨水の供給、諸動物・昆虫類の聖域、天寿全う後の微生物の栄養等⇒ 栽培植物への限りない貢献(人間の価値観と、植物が求める価値観は異なる)

⑤ 愛情:畑には、トラクタなど重い農機を入れません。(農機は耕運機・管理機・草苅機のみ)→ 重い農機は作付土層が固くなり、栄養を吸収する根が深く入れない外、排水不良となる。

※ 植物の能力を最大限に生かす! → 思う存分、根を伸ばす環境を作る。→ トラクタによる耕耘:一見土が細くなり、植物に優しいと感じるが、土が保有する空気(酸素)や水分を保持できない単粒構造になりやすいとの指摘もある。

⑥ 新鮮:収穫は、完全朝採りを徹底しています。→ 紫外線による野菜の消耗を防ぐため、出荷当日の早朝(日の出前)に収穫しています。

 

6つのこだわりの理由

① 自分も家族も健康で長生きしたい!(=健康長寿を保つ) ⇒ PPK(ピン・ピン・コロリ)が願望⇒ 不健康要素(化学的に作られた物質)をできる限り除く = 医食(薬食)同源

※ がん、アトピー、花粉症の発生率 = 化学農薬・化学肥料の生産量(投入量)と符合?

② 生活圏内で育った作物をいただく! = 身土不二 ⇒ 動物本来の生存形態

③ 偶然はない、全ては必然 = 病気になった、虫に食われた ⇒ 病気になる・虫に食われる栽培

 

以上が私の農園の概要です。ご興味のある方は、ぜひ一度、置賜自給圏推進機構の土と農に親しむ部会(身土不二の農舞台)に参加してください。

【塚田弘一(つかだこういち)プロフィール】

1951年(昭和26年)8月 3日山形県長井市生まれ。山形県立置賜農業高校、山形県立農業短期大学校卒業後山形県庁入庁。総務部地方課、農林水産部農業経済課、商工労働開発部商工課、土木部管理課、総務部人事課、商工労働観光部観光物産課、公立置賜総合病院整備課、文化環境部文化振興課、大阪事務所長、山形97号ブランド化推進主幹「つや姫」の名称決定に参画。置賜総合支庁総務課長時代の2011年3月に東日本大震災復興祈念事業を指揮する。定年退職後、ホテルメトロポリタン山形 営業部調査役、現在は長井商工会議所専務理事、置賜自給圏推進機構 常務理事、土と農に親しむ部会(身土不二の農舞台)責任者。長井市で歌丸燦工房・塚田農園を営む。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    寺嶋孝一郎 (水曜日, 13 9月 2017 18:56)

    今日は、菜なポートで塚田さんの丸茄子を買いました。皮が柔らかくうまい。そして、安心して浸けて食べることができます。私の実家も歌丸です。塚田さんの農園は、どの辺にあるんですか?

  • #2

    井上肇 (木曜日, 14 9月 2017 11:45)

    塚田農園は山形県長井市歌丸1701番地です。